「なんか、違う気がする」
そう感じたのは、娘が生まれてまだ数ヶ月のころでした。
うまく言葉にできないのに、ずっと胸の中にある違和感。
同じように感じたことのある親御さん、いませんか?
結論から言うと、私(妻)はかなり早い段階から「この子ちょっと違うかも」と思っていました。
でも夫は、全然そう思っていなかった。
そのギャップが、最初に私を一番しんどくさせた原因でした。
「転ぶとき、手が出ない」と気づいたとき
長女が生後半年を過ぎたころ。
お座りの練習をしていて、後ろにひっくり返ったとき、ふと気づいたんです。
手が出ない。
普通、転びそうになったらパッと手をつきますよね。
それが、娘にはなかった。
毎回、そのままごん、と頭を床に打ってしまう。
「パラシュート反射」という言葉は、あとから知りました。
体が倒れそうになったとき、反射的に手が出る動き。
生後6〜7ヶ月ごろに出てくるはずの、防御反応です。
でも娘にはそれが弱くて、うまく出ていなかった。
「これって普通じゃないのかな」と調べ始めたのが、最初の入り口でした。
夫に話したら「そんなもんじゃないの」と言われた
「ねえ、転ぶとき手が出てないと思わない?」
帰ってきた夫にそう聞いたとき、返ってきた言葉が。
「え、そう? そんなもんじゃないの。赤ちゃんってそういうものでしょ」
それだけでした。
夫はその頃、長女と過ごす時間がどうしても短かった。
週末に少し一緒にいる、くらいのペースで。
私は毎日何時間も一緒にいるから、同じ月齢の子と比べる機会も多くて。
「あれ、うちの子だけ?」と感じることが積み重なっていた。
でも夫には、そのストックがなかった。
だから「普通だよ」としか見えなかった、たぶん。
孤独だったのは、子どものことじゃなくて夫婦間のギャップだった
目が合いにくいこと。
名前を呼んでも振り向かないこと。
特定の音に激しく反応すること。
気になることを話すたびに、「考えすぎだよ」「大丈夫だって」と言われ続けた。
子育ての不安って、共感してもらえないとどんどん孤独になっていくんですよね。
「私の感覚がおかしいのかな」と思い始めたのが、一番つらかった。
ASDかもしれないという不安よりも、夫に伝わらないというしんどさの方が、その頃は大きかったかもしれません。
その後
長女は、その後診断を受けました。
夫も今は、あの頃のことを「自分の観察が足りなかった」と言っています。
責めているわけではなくて、お互いに見えていた景色が違ったんだろうと思います。
診断が出てから、夫婦でやっと同じ方向を向けた気がしました。
この記事が「あ、うちもそうだった」と感じる人に届けばいいな、と思って書きました。
もし同じように、パートナーとの温度差で孤独を感じているなら。
あなたの直感は、きっと正しかったと、私は思います。
専門家への相談は、ひとりで抱え込む前に、早めにできると少し楽になります。
(地域の子育て支援センターや、かかりつけの小児科への相談が入り口になることが多いです。)
ママゴトラボでは、ASDの子どもたちと日々向き合いながら気づいたことを発信しています。
フォローしてもらえると嬉しいです。
記事執筆・自動化ツール、お気軽にご相談ください
ブログ記事のライティングや、GAS・Pythonを使った小さな自動化ツールの制作もお受けしています。まずは気軽にメッセージをどうぞ。
ココナラで相談する →