Claude Codeの上限、気になりますよね。

私は少なくとも、めちゃくちゃ気になります。ステータスバーは常に使用量を表示しているし、気がつくと「あと何回使えるんだろう」と気になって、肝心の作業に集中できないことも(笑)。

育児と仕事、どちらにもClaude Codeを使っています。開発の補助にも、長女・次女の育児メモの整理にも。Proプランで始めたんですが、どちらもそこそこ使うようになったら、あっというまに上限が気になってきました。

次のプランに上がると、Claude Max 5xで月$100(約1.5万円)。さらにその上にはMax 20xで月$200(約3万円)まである。気軽にポンと上げられる金額じゃない(夫のお小遣い下げればいけなくないかなw)。

そう夫に話したら、「工夫してるよ、教えようか」と言われました(お小遣い減額の危機を察した?)。

今日はClaude CodeのProプランからMAXプランへ移行しようと検討している方に、ちょっとまって、まずはこれを試して!という記事なのでぜひ読んでください!

まず知っておいてほしいこと:使用量ってどこで増えるの?

節約術に入る前に、一つ前提を整理させてください。ここを知っているかどうかで、節約の効き方がだいぶ変わります(逆に言うと、知らないと節約しにくい)。

Claude Codeの使用量を決めるのは「トークン」という単位です。文字数や処理量に近いもの、と理解してもらえれば十分です。

ポイントは2つ。

一つ目。やり取りが重なるほど、Claudeはそれまでの会話全体を読み込んで返答します。つまり会話が長くなるほど、一回の返答に使うトークン数も増えていく。長話ほど損する、というのが最初ちょっと衝撃でした。

二つ目。Claude Codeには「CLAUDE.md」という設定ファイルがあります。「このAIにどう動いてほしいか」を書き込んでおく説明書のようなもので、これが会話のたびに自動で読み込まれる。長ければ長いほど、毎回トークンを消費します。

会話が長くなるほど・設定ファイルが長いほど、使用量は増える。

この2点を頭に置いておくと、以下の話がすっと入ってきます。

① 一番すぐ効く:セッションを区切る習慣

会話が長くなるほど毎回読み込む量が増える、という話をしましたよね。つまり逆をやればいい。

タスクが一段落したら、そこまでの会話の要点をClaudeに要約させてメモしておき、新しい会話で続きを始める。これだけです。

夫はこれを「セッションサマリー」と呼んでいます。作業が区切れたら「この会話で決まったこと・やったことを箇条書きでまとめて」と入力して、メモに残してから新しい会話へ。最初は「それだけでいいの?」と半信半疑でしたが、長い会話を続けるよりも後半のトークン消費がだいぶ変わるそうです。

育児の記録整理みたいに「今日はここまで、続きは来週」という作業にもぴったりです。あとから見返せるメモが残るのも、地味に便利。ぜひやってみてください。

② 設定ファイルは、削るほど動きがよくなる

次はCLAUDE.mdの話です。

「最初はここに全部詰め込んでたんだよね」と夫。「こういう文体で書いて」「このエラーは無視して」「出力はこのフォーマットで」……気がついたらかなりの量になっていたそうです。書けば書くほど賢くなると思ってたのに、逆だったという(笑)。

毎回のやり取りでその全部を読み込んでいるので、長いほど消費量が増える。「AIがコードを見れば推測できることは書かない。最低限のルールだけにする」というのが今のやり方です。

たとえば「丁寧な敬語を使って」という指示。削っても、最初の一言で雰囲気を伝えればClaudeは空気を読んでくれる。そういう細かい指定を一つひとつ消していったら、ファイルがかなりすっきりしたそうです。

部下への引き継ぎで分厚いマニュアルを渡すより、「ここだけ覚えておいて」と一枚のメモを渡すほうが伝わりやすい——というのと同じ感覚ですね。CLAUDE.mdも、思い切って削ってみてください。

③ SkillにPythonを仕込んで、Claudeの代わりにプログラムを動かす

Claude Codeには「Skill(スキル)」という機能があります。/meeting-summary のようなスラッシュコマンドを登録しておくと、一言で決まった作業を呼び出せる仕組みです。

ただ、プロンプトを登録するだけでは節約効果は正直あまりありません。登録したプロンプトも読み込む分のトークンはかかるので。

本当に節約になるのは、Skillの中にPythonなどのプログラムを仕込んで、Claudeが考える代わりにプログラムに動いてもらう設計にしたときです。私は最初「なるほど!(でも自分でできる気がしない)」となりましたが(笑)、仕組みを聞くとシンプルでした。

たとえば「育児ログを整理して」という作業をClaudeに毎回考えさせると、その思考プロセス分のトークンがかかる。でもSkillの中に「このファイルを読んで、この形式で出力するスクリプト」を仕込んでおけば、Claudeはスクリプトを実行するだけでいい。推論コストが大幅に減ります。

/care-note と打つだけでプログラムが走る。Claudeが一から考えるのではなく、プログラムが動く。この違いが、トークン消費を確実に下げます。

④ Claude CodeがGeminiに「調べてきて」と指示を出す

これが一番「へえ!」となった話です。ちょっとSFっぽくないですか(笑)。

夫の仕組みはこうなっています。

Claude Code → Geminiに調査を指示 → 結果をClaude Codeが受け取って処理

Claude Codeが司令塔になって、Gemini(GoogleのAI)に「この情報をネットで調べてきて」と指示を出す。Geminiが調べた内容をもとに、Claudeが考えたり書いたりする。AIが別のAIに仕事を振っているという構図です。

なぜ節約になるかというと、ネット検索の部分をGeminiに任せることで、Claudeのトークンをリサーチではなくアウトプットのためだけに使えるから。しかもGeminiはGoogleアカウントがあれば1日1,000回まで無料(2026年5月現在・Flash系モデルに限る)。調べ物はタダでやってもらえる、ということです。

調べるのはGemini、考えるのはClaude、判断するのは私。この役割分担、ぜひやってみてほしいです。

Claude CodeがGeminiに調査を指示し、結果を受け取るフロー図

⑤ 単純作業はローカルのAIに丸投げする

「Ollama(オラマ)」というツールを使うと、MetaやGoogleが公開しているAIのモデルを手元のパソコンで無料で動かせます。インターネット不要、月額ゼロ。この「無料で動く」というのが最高すぎます。

ただし、ローカルLLMに任せていいのはかなり単純な作業に限ります。「個人情報が含まれていないかの確認」「複数ファイルの内容を一覧にまとめる」——入力と出力のパターンが決まっている作業です。

会話しながら考える、というのは苦手。でも「この範囲に絞って使えば、だいぶ違う」と夫は言います。Claudeに頼むまでもない小さな処理をローカルに回すだけで使用量が減るし、個人情報を外部に送らずに済む安心感もある。一石二鳥です。

全部を一番いい道具でやろうとしなくていい。単純なことは、タダの道具に任せる。これも立派な節約です。

⑥ 一度しくみを作ってしまえば、あとはずっとゼロ

「同じ処理を何度もAIに頼むのはもったいない。一度プログラムにすれば、次からはAI不要」

最初の1回だけ手伝ってもらって、あとはずっとタダで動く——という発想、かっこよくないですか。

我が家では、長女・次女の様子をLINEで送ると自動でGoogleスプレッドシートに記録されるしくみがあります。作るときだけAIに手伝ってもらって、あとは費用ゼロで動き続けています。

「こういう作業を自動化するコードを書いて」とClaudeに頼むと、コピー&ペーストするだけで動くものを出してくれることも多いそうです。自分でプログラムを書けなくても、「こういうのがあったら楽なのに」というアイデアを形にする入口として使える。気になる方はCoconalaからご相談ください。

全部やらなくていい。1つだけ試してみてください

6つ紹介しましたが、全部いっぺんにやろうとしなくて大丈夫です。

まず1つだけ、試してみてください。

セッションサマリーを残して新しい会話を始めるだけで、トークン消費が変わります。CLAUDE.mdを少し削るだけで、毎回の読み込み量が変わります。調べ物をGeminiに振るだけで、Claudeのトークンをアウトプットのために温存できます。

どれも「ちょっと変えるだけ」で、効果が出始めます。

上限を気にしながら使うのと、仕組みを整えてから使うのとでは、Claude Codeとの付き合い方がかなり変わります。「これ聞いていいかな」という遠慮が消えると、仕事でも育児でも、使いたい場面で素直に使えるようになります。

MAXプランへ移行する前に、ぜひ一度試してみてください。

ソファでラップトップを開いてリラックスしている女性

今日の振り返り:Claude節約チェックリスト

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