感覚過敏のある子どもの食事って、毎日が小さな戦いですよね。

うちの次女もそうで、食卓に出すたびに「これは?」「これも?」と祈るような気持ちで見ています。食べられるものが少ないから、どうしても同じものばかりになる。栄養は大丈夫かな、という不安がいつも頭のどこかにある。

でもここ最近、気づいたら食べられるものが増えていました。

なぜ食べられるようになったのか。AIと一緒にデータを振り返ってみたら、ちゃんと「法則」が見えてきたんです。

食べられるものには、共通点があった

次女が食べられるものを並べてみると、こんなラインナップです。

ラーメン・うどん・スパゲティ・そば・ごはん・フライドポテト・ツナマヨネーズ・クリームシチュー・カレー・マカロニきなこ・石井のミートボール…

一方で食べられないのは、たまご・あずき・もやし・キャベツ・トマト・納豆・手作りハンバーグ・ロースカツ…

一見バラバラに見えますが、AIに分析してもらうと3つの法則が見えてきました。

法則①「食感が変わらないもの」はOK

うちの次女は、石井のミートボールは食べるのに、手作りハンバーグは食べません。

最初は「市販品のほうが味が好みなのかな」と思っていました。でも違った。工場で作るミートボールは食感が均一で、噛んでも最後まで同じ感触。手作りハンバーグは、噛むたびに肉の粒感や脂の部分が出てきて、口の中で「変化」が起きる。

同じ理由で、ロースカツはNGでもヒレカツはOK。豚バラ薄切りはOKでもロース肉はNG。チャーシューも「柔らかいお店」はOKで「硬いお店」はNG。

口の中で食感が変わらないもの、予測できるものが安心なんだと思います。

法則②「細かくする・衣をつける」と食べられることがある

カレーライスは好きなのですが、野菜はかなり細かく切る必要があります。大きいままだと食べません。チャーハンの人参・たまねぎも同じ。「存在感を消す」と食べられる。

もっと面白いのが衣の法則です。

エビはもともと苦手でした。でもエビグラタンのエビ、エビの天ぷらは食べられるようになった。衣でコーティングすることで、エビ特有のぷりっとした食感が和らぐんだと思います。唐揚げもコロッケも、衣があることで「中の食感が直接来ない」。

感覚過敏のある人が食べられないものを口にしたときの感覚は、「虫を食べているような気持ち悪さ」に近いと聞いたことがあります。それを知ってから、「工夫次第で変わるかもしれない」と前向きに考えられるようになりました。

保育園のもやし一本が、今は唐揚げになった

次女が保育園に通っていたころ、先生から連絡帳にこんなことが書いてありました。

「今日、一生懸命食べさせたら、もやしを一本食べました!」

一本。先生がそれをとても喜んで、わざわざ報告してくれたんです。

「一本でこんなに喜んでくれる人がいる」というのが、当時の私にはすごく嬉しくて、救われた気持ちになりました。家族以外にも、一緒に喜んでくれる人がいるんだと。

それから時間が経って、今は唐揚げを食べています。コロッケも、エビの天ぷらも、イカ焼きも。サバの一夜干しも、最近は食べるようになりました。マクドナルドのチーズバーガーが食べられた日は、家族で少し盛り上がりました。

変わらないように見えて、ちゃんと変わっていく。

記録していなかったら気づかなかったかもしれません。「また食べなかった」という日々の積み重ねの中に、「食べられるようになった」が少しずつ増えていたんです。

まとめ:記録すると、見えてくる

感覚過敏の子どもの食事は、根性でどうにかなるものじゃないと思っています。「食べなさい」じゃ解決しない。

でも、記録してみると法則が見えてくる。法則が見えると、次の手が考えやすくなる。そして気づいたら、食べられるものが増えていた。

毎食の記録は、写真でも一言メモでも十分です。「今日は唐揚げ食べた」「もやしは相変わらずNG」くらいで。それをAIに渡すと、傾向を分析して次に試せる食材を提案してくれます。

一人で抱えなくていいし、完璧にやらなくていい。私もまだ試行錯誤中ですが、記録を始めてから少し気持ちが楽になっています。

もやし一本から始まった話が、唐揚げになるんです。焦らなくて大丈夫だと、私は思っています。

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