「先生があんなこと言ってたんだけど……」

夫にそう切り出して、「ちょっと待って、よくわからない」と言われたとき。
正直、もう話すのをやめたくなりました。

面談の日って、すでに疲れてる

療育の面談って、月1回とか学期ごととか、ちゃんとある日程なんですよね。
「今日は大事な日だから、しっかり聞かなきゃ」って、気持ちだけは引き締めて行く。

でも現実は、その日もギリギリまで家事して、子どもをどこかに預けて、バタバタしながら会場に着く感じで。

頭の中に余白なんて、ほとんどない状態です。

先生が話してくれている。大事なことを言っている。
でも、聞きながらメモを取ろうとすると、どちらも中途半端になる。
話したいこともこちらにあるのに、うまく言葉が出てこない。

「ちゃんと聞けた」という実感がないまま、時間が終わっていく。

帰ってから夫に伝えようとして、詰まる

面談が終わって帰ると、夫が「どうだった?」と聞いてきます。

それ自体はありがたいんです。でも、いざ話そうとすると——

自分の言葉でうまく説明できない。
先生が言っていた言葉を、正確に思い出せない。
何が一番大事なポイントだったか、整理できていない。

「先生があんなこと言ってたんだけど、なんか、こう……」

そこで「ちょっと待って、よくわからない」と言われる。

悪気がないのはわかってる。でも、その一言がじわっと刺さります。
伝えられなかった自分の疲れと、うまく受け取ってもらえなかった悔しさと、
全部まとめて「ひとりで抱えてる」という気持ちになってしまう。

録音+AIに変えてみた

変えたきっかけは、先生にこう聞いてみたことでした。

「夫とも正確に共有して、家での対応に活かしたいので、私のメモ用に録音してよろしいでしょうか?」

家族間での共有と振り返り目的であることを伝えながら許可をお願いしました。
最初は少し勇気が要りましたが、「もちろんです」とあっさりOKをもらえて。

録音しながら面談に臨むと、なんか、全然ちがう。

メモを取ることに焦らないから、先生の話をちゃんと聞けている。
聞き取れなかった専門用語も、あとで録音を聞き直せばいい。
検査の結果説明みたいな、頭に入りにくい話も、テキストに起こしてゆっくり読める。

AIと一緒に「振り返る」ようになった

帰ってから、録音をAIで文字起こしして、Obsidian(私のメモアプリ)に保存しています。
文字起こしのやり方は、Claude Codeに相談したら「Whisperを使うといいですよ」と教えてもらって。
OpenAIが作った音声認識ツールで、日本語にもちゃんと対応していて精度が高いです。
自分では調べ方もわからなかったのですが、AIが設定まで手伝ってくれました。

「それはちょっとハードルが高い……」という方には、GeminiのNotebookLMもおすすめです。
Googleアカウントがあればブラウザから無料で使えて、録音ファイルをそのままアップロードするだけで要約してくれます。

そのテキストをClaudeに貼り付けて、こう聞きます。

「今回の面談で、私がやるべきことを整理してほしい」

すると、こんなふうに返ってきます。

  1. 家での「着替え」の様子を動画で撮っておく(次回持参)
  2. 給食の偏食について、担任の先生に別途相談する
  3. ○○については、今は様子見でOK

先生が言っていたことがきれいに箇条書きになる。
「この言葉の意味ってなんだっけ」という疑問も一緒に解消できるし、優先順位まで確認できる。

そして夫への共有がすごくラクになりました。
「先生がこう言ってたんだけど、整理するとこういうことみたい」って、
まとめた文章をLINEで送るだけでいい。

「よくわからない」が減りました。

ツールを使うのは、手を抜くことじゃない

録音を始める前、なんとなく「ちゃんと記憶しなきゃ」という義務感がありました。
メモを全部手で取って、自分の頭で整理して、それが「ちゃんとやった親」という感覚だったのかもしれない。

でも今は思います。

疲れてる状態でも、大事なことをちゃんと持ち帰れる。
夫にきちんと共有できる。
次に何をすればいいかが明確になる。

それができれば、手段はなんだっていい。

もし同じように面談でヘトヘトになっているなら、録音+AIの組み合わせ、一度試してみてください。

AIツールを活用しながら書いています。

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