「療育に通わせながら、仕事も続けられるんですか?」
そう聞かれたとき、正直すぐに答えられなかった時期がありました。
療育は平日の昼間。仕事も平日。
どうやって回すんだろう、と途方に暮れた記憶があります。
でも今は、こう答えられます。
10年前より、ずっとやりやすくなっています。
その理由は、大きく2つあります。
①リモートワークが「当たり前」になった
コロナ前、日本でリモートワークをしていた人は全体の10〜14%程度でした。(確度:高/出典:総務省「通信利用動向調査」)
それが、コロナ禍をきっかけに一気に変わります。
緊急事態宣言中は全国で30〜40%、東京では50%を超えました。
そして今。出社回帰の動きもありつつ、週に数回リモートという「ハイブリッド型」が多くの職場に定着。個人のリモートワーク利用率は約25%(内閣府調査では30%程度)で推移しています。
これが、療育と仕事の両立に直結します。
療育は、多くの場合平日の午後に組まれています。
以前なら、そのたびに半休を取るか、職場に頭を下げるしかなかった。
でもリモート勤務なら、送迎の時間だけ中抜けして、戻ってきてまた仕事をする、ということができます。
「中抜けなんて…」と思う方もいるかもしれません。
でも実際、うちはこれで乗り切ってきました。
②AIで、「仕事の中身」が変わった
もうひとつの変化が、AIツールの普及です。
議事録の作成、メールの下書き、調べものの整理。
数年前まで時間がかかっていた作業が、AIを使うと驚くほど早く終わります。
これが何を意味するか。
仕事の密度が上がって、使える時間が生まれる。
たとえば、以前なら2時間かかっていた資料の下書きが30分で終われば、残りの時間を療育の準備や記録に使えます。
うちでよくやるのは、療育の先生からもらった専門用語だらけのフィードバックをAIに渡して「家庭でできることを3つにまとめて」と頼むこと。これだけで、帰り道の頭の整理がずいぶんラクになりました。
子どもの面談に向けた準備も、一人で抱え込まなくてよくなっています。
働く場所も、働く時間も、以前より柔軟になっています。
そしてその柔軟性が、療育を続ける親にとって大きなセーフティネットになりつつあります。
でも、現実はそんなに甘くない
正直に書きます。
うちには療育に通う子どもが2人います。
リモートワークができたとしても、子どもが家にいるときに仕事に集中することは、ほんとうに難しい。
ASDの特性があると、物音やちょっとしたことで声をかけてきたり、逆に静かすぎて「今どんな状態?」と気になったり。
すべてが完璧に両立できているわけではない。
それは正直なところです。
ただ、10年前と違うのは「工夫する余地が増えた」ということ。
リモートか出社かを選べる日が増えた。
AIで時間を作れるようになった。
療育の記録や面談の準備も、一人で抱え込まなくてよくなった。
「できるかどうか」より「どう工夫するか」の時代へ
仕事と療育の両立を「できる/できない」の二択で考えなくていい時代に、少しずつなってきていると思います。
もちろん、職種によって難しさは全然違います。
現場仕事や接客業など、リモートが使えない環境では、まだまだ壁が高い。
それは正直に言わなければいけない。
でも、「選択肢が増えた」ことは確かです。
もし今、「療育に通わせながら仕事を続けられるかな」と不安に思っているママがいたら、伝えたいのはひとつだけ。
今の環境は、10年前とは違います。
「全部一人で背負わなくていいツール」が、今のあなたにはもう備わっています。
まずは一つ、AIに愚痴をこぼすところから始めてみませんか?
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